放送番組審議会

11月(第33回)

概要

 12月、1月の番組編成、年末年始番組、1月のミドル改編について河邊業務局長が説明し承認された。

 続いて、11月25日、長野市で開かれた系列番組審議会委員代表者会議に出席した及川委員から、ニュースステーションの久米宏キャスターの復帰について、放送と青少年問題について、メディアに対する規制・圧力の問題について、そして昨今の視聴者参加番組の在り方の問題について審議された旨報告された。

 講評番組「わらいのじかん」(毎週土曜日18:58~20:00)に出席各委員から、「番組タイトルとは反対に、視る側に笑いが伝わって来ない、一度も笑えなかった」「昔のコント番組のようなものが姿を消していて、笑いの取り方が汚い」「“娯楽”を侮辱されて良いのか」など厳しい意見が述べられた。

 出席委員は、照井 章夫副委員長、植本 花子委員、及川 和男委員、斎藤 五郎委員、松本 直子委員、宮野 裕子委員の6名。

 欠席委員は、増子 義孝委員長、荻野 洋委員、松尾 正弘委員、山川 清委員の4名。

議事録

1. 日時 平成11年12月2日(木)午前11時~

2. 場所 岩手朝日テレビ会議室

3. 委員の出席

委員総数 10名

出席委員数 6名

欠席委員数 4名

出席委員の氏名

照井 章夫 副委員長    植本 花子 委員    及川 和男 委員

斎藤 五郎 委員    松本 直子 委員        宮野 裕子 委員

    

欠席委員の氏名

増子 義孝 委員長   荻野    委員        松尾 正弘 委員 

山川    委員

            放送事業者側出席委員

桑折 専務             河邊 業務局長       横舘 報道制作局長

菊地 技術局長         升谷 事務局長

4. 議事

(1)12月・1月の番組編成および年末年始の番組編成について

(2)系列番組審議会委員代表者会議の報告について

(3)番組合評「わらいのじかん」について

(4)次回の開催日時および議題について

5. 議事の概要

 12月、1月の番組編成、年末年始番組、1月のミドル改編について河邊業務局長が説明し承認された。

 続いて、11月25日、長野市で開かれた系列番組審議会委員代表者会議に出席した及川委員から、ニュースステーションの久米宏キャスターの復帰について、放送と青少年問題について、メディアに対する規制・圧力の問題について、そして昨今の視聴者参加番組の在り方の問題について審議された旨報告された。

 講評番組「わらいのじかん」(毎週土曜日18:58~20:00)に出席各委員から、「番組タイトルとは反対に、視る側に笑いが伝わって来ない、一度も笑えなかった」「昔のコント番組のようなものが姿を消していて、笑いの取り方が汚い」「“娯楽”を侮辱されて良いのか」など厳しい意見が述べられた。

6. 議事の内容

升谷 事務局長

 定刻となりましたので、第33回番組審議会を開催いたします。

本日は6名の委員の方にご出席頂きました。ありがとうございます。それから、私共の蓮見社長が東京出張で欠席でございます。そして桑折が宮古方面へ出張中でして、戻るべく努力しております。

 第32回の議事録を先日ご送付申し上げましたが、2箇所に誤植、1箇所に脱字がございまして、訂正したものをお届けしております。

 それでは議事に入りたいと思います。増子委員長がお休みですので、照井副委員長、お願い致します。

照井 副委員長

 委員長が欠席でございますから、暫時、進行して行きたいと思います。

 では、12月・1月の番組編成および年末年始の番組編成についてお願いします。

河邊 業務局長

 それでは、説明させて頂きます。資料が多いものですから、詳細に渡ってご説明出来ないことを最初にお詫び申し上げます。主だった番組について説明させて頂きます。

 まず12月の単発番組ですが、12/4(土)21:00~22:51の「サントリーミステリー大賞スペシャル“イントゥルーダー”」。いつもはレギュラーの土曜ワイド劇場が編成されていますが、特別編成です。完成を目前にした世界最速のスーパーコンピューターに浸入した謎のウイルス。そしてそのコンピューターを生み出した天才エンジニアの前に突如、無残な姿で息子が現れた。二つの侵入者(イントゥルーダー)をめぐって人物たちが入り乱れるスリリングなサスペンス。これは系列の朝日放送が、懸賞募集をして入選した作品です。恒例の好評な番組で、毎年やっております。

 翌日、12/5(日)12:00~14:30「第35回福岡国際マラソン」毎年恒例の、福岡・平和台陸上競技場~香椎折り返しの実況生中継です。

 12/11・12(土・日)16:30~17:25「沖縄オープンゴルフ」。沖縄の大京カントリークラブで行われます。これが国内最終戦でして、来年のシード権がかかっておりまして、ボーダーラインの選手達の活躍が注目される、興味のあるゴルフ中継になると思います。

 12/12(日)14:00~15:25「30人31脚横浜アリーナへの道」。横浜アリーナでの決勝大会(12/5に収録したもの)を12/19にオンエアしますが、それに向けてのPR番組です。同日15:30~16:00「日曜ワイド『ライアル・ワトソン博士のスーパーネイチャー~自然の神秘~』」。「超第六感」や「体内電流」といった現代の科学を超える人間の潜在能力についてアプローチする科学ドキュメンタリー。これは12/13(月)~16(木)23:25~24:25にもベルト編成されています。

 12/15(水)20:00~21:48「輝ける時間(とき)コンバットカメラマン沢田教一の愛と青春」。系列の名古屋テレビが、過去「深夜特急」「青年は荒野をめざす」といった海外青春ものシリーズを2回やりまして、今回の作品が海外青春3部作の完結編となります。今回は戦火のベトナムでヒューマンな写真を撮り続け、ピューリッツアー賞を受賞したカメラマン・沢田教一の半生をドラマ化したものです。出演は大沢たかお、財前直見、西田敏行。大沢たかおは「深夜特急」「青年は荒野をめざす」でも好演して大変好評でありました。

 12/17(金)19:30~20:54「衝撃スクープ カメラが見た決定的瞬間!4」。世界各地の数々の犯罪の映像、衝撃映像を紹介します。

 12/18(土)18:58~20:54「テレビ朝日番組祭りカラオケ大会」。これも恒例でございますが、人気番組の出演者等を集めてカラオケを中心にゲームを行うバラエティ番組です。

 12/19(日)18:56~20:54「小学生クラス対抗 30人31脚50メートル走全国大会’99(第4回全国大会)」司会はウッチャン ナンチャンで放送します。岩手県からは山岸小学校が出場いたします。

 12/20(月)~23(木)まで、「ニュースステーション」はスペシャルとして30分繰り下がり編成です。

 それから、レギュラーのスペシャル版として、12/21(火)19:00~20:54「たけしの万物創世紀スペシャル」、21:00~22:24「人気者でいこう!芸能人格付けチェック年末プロ野球スペシャル」、12/22(水)19:00~20:54「目撃!ドキュンスペシャル」が編成されます。

 12/23(木)14:00~14:55「クリスマススペシャル’99杜の都恋物語」系列の東日本放送が制作したドラマです。これも一般公募作品の入選作をドラマ化したものです。同日15:00~15:30「馬たちの詩―遠野馬の里―」。遠野の「馬の里」をシンガーソングライターの菅原直子さんが紹介する番組で当社の制作で放送致します。同日19:00~20:54「御成婚40年・在位10年母として…妻として…皇后として…美智子さま愛と祈りの旅路」という特番があります。

 12/24(金)18:55~22:44「ミュージックステーションスペシャルスーパーライブ’99」クリスマスならではの豪華アーティストによるスペシャル番組です。

 12/25(土)18:28~20:54「芸能界激突デスマッチ ワイドショーの主役!!パート2」。ワイドショーを賑わせた話題の人が登場して、バトルを繰り広げます。23:00~24:45「田原総一朗のテレビ大全集」20世紀、テレビは何をどう伝えたか。過去の事件等の映像を振り返りながら田原総一朗が討論を交えて考える番組です。

 12/26(日)14:00~15:55「サンデープレゼント『世界初取材!チベット シルクロード天空絵巻~世紀の発見!敦煌を越える巨大石窟遺跡~』」。世紀の新発見と騒がれた西チベットのピヤン・トンガ遺跡を世界初取材。幻の天空・シルクロードに画家のヒロ・ヤマガタが挑みます。同じく18:02~18:56「料理バンザイ!900回スペシャル『トスカーナの幸せな食卓』」イタリア中部トスカーナ地方をスペシャルゲストの吉永小百合が満喫する。

我が系列では12/27~1/2を最強化週間として、この1週間をメインに年末年始を強化した編成になっています。

 12/27(月)21:00~23:09「南原清隆&長島三奈のプロ野球ってナンだ!?第2弾’99年末編」。松井秀喜、松坂大輔ら豪華ゲストのスペシャルトークなど、野球ファンにはたまらない企画が続々と登場する。

同じく24:55~26:20「高校バスケット」女子決勝を放送します。翌日の24:40~26:05には男子決勝を編成しております。

 12/28(火)14:30~15:00「安代町特番」8月に岩手県安代町にオープンした記念館に出展されているものを紹介しながら安代町も紹介していきます。その出展物の中から、安代町出身の上野寛永寺護国院第15代大僧正孝順の足跡を訪ねます。18:30~20:54「年末ジャンボ生特番!木梨憲武・ヒロミゆかいな仲間の二度と見られないテレビでやりたかったこと50!」。20世紀のテレビでもう一度見たいものベスト50を特別に番組内で復活させる、バラエティ番組です。

 同じく21:02~23:19「ネイチャリングスペシャル『知られざる奥アマゾン~森と水の大陸・南米謎の大水系を行く~』」。地上最大の大河アマゾンとオリノコ河を結ぶ未知なる運河カシキアレを目指す。人跡未踏の地カシキアレ周辺に眠る手つかずの大自然の営みを明らかにする。リポーターは渡瀬恒彦です。アマゾンを上る途中に、ギアナ高地などのテーブルマウンテンや、世界で最も高い滝エンゼルホールなども紹介されます。

 12/29(水)12:00~13:55「世紀末出張大そうじ!豪邸!旧家!有名人のお宅を急襲!~驚き!ハプニング!何が出てくるかわからない!お宝!珍品奇品が!!」。恒例の番組ですが、最後の公家といわれる冷泉家、信濃随一の豪商旧家といわれる長野県須坂の田中家などに、大そうじ隊がお伺いしてお宝等を披露して頂く内容です。

 同日の21:00~23:21「あの傑作をもう一度!『兄弟~兄さん、お願いだから死んでくれ~』」。これは今年3月、テレビ朝日の40周年特別企画として放送しました。作詞家・なかにし礼氏の自伝的小説をドラマ化。戦後の混乱期から高度成長期を舞台に破天荒かつ破滅的な人生を送った兄と弟・なかにし氏の骨肉の愛憎劇を赤裸々に描いた「兄弟」の再放送企画です。異色コンビのビートたけしと豊川悦司が出演します。

 12/30(木)12:00~13:55「’99 第12回全国おもしろニュースグランプリ」。これも恒例の番組ですが、テレビ朝日系列26局が99年にあった「おもしろニュース」を紹介。爆笑映像、衝撃映像やハプニングなどを満載して放送します。続きまして22:00~23:54「島田紳助の2000年に喝っ!スペシャル!!~幕末を駆け抜けた驚異のオレ流サラリーマン最後のサムライ河井継之助~」。プレゼンターに島田紳助。現代は混迷の幕末期によく似ていると言われますが、越後・長岡藩の自主独立を目指した男・河井継之助、彼の生き方から現代日本人は何を学び取るのか。ドラマとトークで、21世紀に向けての日本について考えるという内容です。

 12/31(金)16:00~17:30「IAT開局3周年 お久しぶりだね!宮尾すすむの出前カラオケ 歳末スペシャル」。出前カラオケは開局から1年間続けた番組で、岩手県内どこへでも出向いてカラオケをしました。当時と同じく宮尾すすむの司会で、久しぶりに番組を作りました。今回は北上ワシントンホテルで行います。IATの自社制作番組です。その後、18:00から1/1の18:00に掛けまして、年末年始の目玉として「24時間地球大騒ぎ!!カウントダウン2000~あなたは“歴史”を目撃する~」。2000年を迎える決定的瞬間を世界53カ国2地域から衛星生中継するもので、大きく3本の柱がありまして、(1)世界からの生中継、(2)年代ごとに100年後に伝えたい番組を決定する「殿堂総合ランキング」。100年後に伝えたい映像をタイムカプセルに入れて保存しようというもの。(3)コンピュータ2000年問題。これを中心に編成をします。また、その他に「大黒摩季のスペシャルライブ」や「ビートたけしの地獄の黙示録」「世紀末ノストラダムスの大予言」、東阪共同制作の「志村&所の戦うお正月」なども編成されます。

 引き続き、18:00~20:54「おめでとう!2000年 ミュージックステーションSPECIAL 2000年に残したい名曲100」好評番組の拡大版、初の3時間編成です。その後21:00~23:23、同じく好評番組の「はぐれ刑事純情派スペシャル」、今回は韓国を舞台に安浦刑事が殺人事件を追うという内容です。それから、毎月1回金曜日の深夜に編成しております「朝まで生テレビ」を1/1深夜に編成します。

 1/2(日)9:00~10:00「秘湯ロマンスペシャル」。日本各地の秘湯を一気に紹介する新春スペシャルです。10:00~10:55「テレビ朝日系列東北6県正月共同特別番組『みちのくそば紀行』」。東北6県の代表的な“そば”を紹介し、伝統的のそば文化を探る。岩手県からは葛巻町の高家領(こけろう)水車そばを紹介します。15:45~17:30「新春に豪打!2000」。尾崎兄弟のベテラン組と丸山、細川、横尾の若手組のゴルフ対決番組です。

 1/3(月)5:00~6:25「新春クラシックスペシャル 朝比奈隆・奇跡のブルックナー」。オーストリアの作曲家・ブルックナーの交響曲、朝比奈隆の演奏をハイライトでお送りします。

 9:00~11:40「ワイドショー新春スペシャル」。ハワイで新年を迎える芸能人の中継や、浅草中継などをお送りします。

 14:00~14:30「新春知事対談」。開局以来、毎年編成しております。15:30~17:25「新春!スターのわがままかなえますスペシャルPart

3」。司会は島田紳助・優香。有名人、スターが初夢とばかりに究極のわがままを初披露。全国、海外へ飛び、命がけで実現に奔走する。

 18:00~20:54「人気者で行こう!新春ミレニアム番外編スペシャル!」。今回は世界一の日の出を見るために喜望峰を目指す浜田雅功らが、アフリカの雄大で神秘的な自然や現地の人たちとの交流を描く。

 1/4(火)14:00~14:55「南極からおめでとさん 間寛平 男50一人旅」。間寛平が南極を旅する。南極基地のセレス隊長との友情、南極での初めての生活、珍しい温泉を体験する姿をお送りします。

 20:00~21:48「これぞ世紀末!密着!名温泉旅館誕生大作戦!!」。再建を目指して立ち上がった瀕死の旅館と西暦2000年元旦オープンを目指す超高級温泉旅館のそれぞれの奮闘ぶりを、温泉旅館改造委員会の中尾彬、奈美悦子らがお送りします。

 1/8(土)21:00~22:51「山田太一ドラマ『そして、友だち』」。いまを生きているひとりの女子高校生を主人公に、同世代の友情、家族、そして次世代に伝えるべきメッセージをリアルに描く。今人気の深田恭子の主演でお送りします。

 1/9(日)~1/23(日)「大相撲ダイジェスト」。

 1/10(月)20:00~21:48「恐竜の散歩」。テレビ朝日とイギリスBBC他3カ国の共同制作。最新のSFX技術を駆使して誰も見たことが無い2億2千万年前~6千5百万年前の地球を再現してリアルなCG映像で、知られざる恐竜の生態と恐竜と共に生きた魅力的な古生物の世界を蘇らせる内容で、貴重な映像が見られると思います。

 1/15(土)18:58~20:54「君は楽園を見たか!」。テレビ朝日の開局40周年記念スペシャルです。2000年大自然メッセージということで赤井英和、鶴田真由、三宅裕司がトラベラーとなって楽園を求めて世界へ旅立っていくという設定です。現在の大量消費と開発に追われて知らないうちに人間が地球を傷つけてきた20世紀を踏まえながら楽園―南太平洋のミクロネシア連邦コスラエ島、パキスタン北部山岳地帯ゴジャール地方パスー村、或いはアフリカ・ボツワナ共和国南部オカパンゴ・デルタ地帯等に出向いて取材をしながら、21世紀に向けての日本人へのメッセージを送る、壮大なスケールの番組です。

 1/22(土)17:00~17:30「子どもが減っていく!」IAT自社制作です。12月にも放送しました、シリーズ第2回目です。今回は「子育ては大変ですか」をテーマに、少子化について考えます。

 1/23(日)16:00~17:25「社会人ラクビー 準決勝1」、25:50~26:55「社会人ラクビー 準決勝2」をお送りします。決勝は1/30(日)14:00~15:55にお送りします。

 1/29(土)16:30~17:25「MUSICA FESTA(ムジカ・フェスタ)2000~音楽の宝島~」。1/16に盛岡市民文化ホールで行われる「MUSICA FESTA2000~音楽の宝島~」の模様をお送りします。これは、東北6県のヤマハ音楽教室で学ぶ15歳以下の子どもたちが、既成曲とオリジナル曲を演奏し発表するものです。

 12月、1月、年末年始の単発番組について簡単にご説明いたしました。

 続きまして、1月のミドル改編の番組についてご説明いたします。

 1/10(月)スタートの番組。18:00~20:00、次週からは19:00~20:00ですが、「世界ぜ~んぶ本物!!笑いと涙 紳助のモーレツ秘スクープ」。毎日の夕刊を騒がすおまぬけな事件から、感動スクープ、街角スクープまで、笑いと感動の秘スクープを満載してお送りします。

 1/17(月)スタートは、20:00~20:54「月曜ドラマ・イン『月下の棋士』」。天涯孤独の氷室将介(森田剛)が、若き名人・滝川幸次(田辺誠一)との対局を目指して戦う。将介の成長と勝負の世界の厳しさを描くものです。現在放送中の「ベストフレンド」は二人の女性が主人公だったのですが、ターゲットを若干広げた番組になると思います。

 1/13(木)19:00~19:54「八丁堀の七人」がスタートします。現在「痛快!三匹のご隠居」を放送していますが、同じく時代劇シリーズです。今回は、江戸末期の北町奉行所を舞台に、八丁堀組屋敷に住む与力、同心七人の活躍を描く捕り物帖です。出演は片岡鶴太郎、斎藤陽子、村上弘明らです。

 1/20(木)20:00~20:54「木曜ミステリー『京都迷宮案内』」がスタートします。現在放送しております「科捜研の女」の前に放送しておりましたシリーズが再登場します。京都日報・府警記者クラブの杉浦恭介(橋爪功)が、古都・京都の因習の闇に潜む幾多の謎に挑戦するミステリードラマです。同じく20日、21:00~21:54「木曜ドラマ『恋愛中毒』」がスタートします。現在「恋愛詐欺師」を放送している枠です。離婚暦のあるヒロイン・美雨(薬師丸ひろ子)が、再びひとつの恋にのめり込んでいく。彼女の恋への情熱と次第に壊れていく様を切なくそして激しく描きます。

 1/22(土)20:00~20:54「サタデードラマ『おばあちゃま、壊れちゃったの?』」。現在「青い鳥症候群」を放送していますが、シリアスな内容でもあり、土曜・20時台というターゲット的に難しいかとの反省もありまして、少しターゲットを広げた内容のものにしました。生島ヒロシの実体験に基づいたエッセイが原作。老人痴呆症の兆しを見せ始めた実母を抱えた娘が、マスコミで活躍する多忙な夫と子供たちの間で奮闘する様を明るく前向きにユーモアを交えながら描いていくストーリーです。出演は高島礼子、内藤剛志、田村高廣、赤木春江らです。というのが、レギュラー改編の内容です。以上で説明を終わらせて頂きます。

照井 副委員長

 12月・1月の番組編成および年末年始の番組編成について説明を頂きました。皆さんから何かご意見、ご質問等ありますか。

 では次の系列番組審議会委員代表者会議の報告について、及川委員からお願いします。

及川 委員

 11月25日に長野市で開かれました代表者会議に代理で参加しました。

 いろいろな意見が出ましたが、(1)ニュースステーションの久米問題(2)青少年向けの番組と言葉使いについて(3)ニュースの評価と地域ニュースの重要性の問題について(4)放送への規制や圧力の問題、これは朝日放送の弁護士の方からで、毎回こういった警鐘を鳴らしていると思います。

 締めの挨拶でテレビ朝日の桂委員長からこれについての意見が出ました。(5)ドラマ・ドキュメント・バラエティーなど番組についての評価も数多く出ました。特徴的だったのは、視聴者参加の番組が増えている上での問題点について、吉永みち子さんが問題提起をして、三浦朱門さんがそれにコメントを加えたことです。それぞれについて、(委員から)出た意見とテレビ朝日側のコメントも含めて報告したいと思います。

 まず「ニュースステーションの久米問題」ですが意見としては、久米さんの区切りの挨拶と局側のコメントの間に差があること。ニュースステーションは久米さんのキャラクターである歯切れの良さ、判り易さが評価されていたので、その面で今、頑張ってはいるがイマイチであって、今後の見通しはどうなのかということが出ました。

 これについて、久米さんの問題に対しては、現在休養中で1月4日から復帰すること、現在契約は切れているが契約へと運びつつあること。リニューアルについての具体的な打合せも本人としているとのことです。久米さんも55歳になり“久米チーム”を作って動いて行きたい、提案の出来る番組、外へ飛び出す事も考えているようです。スタジオも大きく変えて様々な仕掛けがあるものを準備しているようです。

 次に「ニュースの評価と地域ニュースの重要性の問題」については、原子力臨界事故の報道の私の評価に関連して出た意見では、放射能を測定したり安全性を重視して取材にあたったということです。現在、原子力臨界事故の報道全体についての総括をしているが、様々な問題が出ているそうです。茨城大学の加藤先生という専門家の参加を得てマニュアル作りをしている最中であると説明がありました。岩手山の噴火問題を抱えている岩手にとっても大事なマニュアル作りです。クライシスについても取材側の問題もあるので、そんな感想を持ちました。

 次に「メディア規制の問題」ですが、いわゆる第三者機関からの介入が怖い、特に自民党の「放送と人権に関する委員会」の動きに注意すべきという意見がでました。選挙報道もあるので自民党の動きを見守っていくことや、圧力に屈しない脇の固さを、と考えているとのことでした。それから個人情報・プライバシーの問題についても十分注意していきたいということでした。それからフジテレビのやらせ問題については我々も看過できない、これを他山の石としたい。送り手の放送倫理が問われる問題であって、社内だけではなく制作会社まで徹底していくことが重要だと認識しているという(局側の)話でした。

 次に「青少年向けの番組の強化」や「言葉の乱れ」について数多くの意見がでました。これについて局側からは、週3時間以上の番組を決めて実行しているという程度の答弁しか出て来ませんでした。言葉遣いについては、アナウンサーには徹底しているが、タレントの場合は個性の問題もあって難しい面もある。あまりに意識すると制作側が萎縮してしまう傾向もあるので、どう知恵を出すか問われる処であるという話でした。これに関連して「万物創世紀」「新・題名の無い音楽会」「100人の20世紀」「素敵な宇宙船地球号」などの番組についてはおおかた好意的な評価が出されました。

 次に出たのは、『最近、視聴者参加の番組がどの局でも増大する状況の中で、本来受け手である視聴者が番組に出演することで、発信者と受け手の距離が近付いてしまった時代であることが最近気になって仕方がない。問われるのは制作者側の観点である。』という主旨の意見です。勝手に視聴者が参加して制作者側の思惑と違うことをどんどん自己発信してしまう、それに対して報道はどうなのかという問題提起だと思います。これに関しては三浦朱門さんが次のようなコメントをしております。『現代はプライバシーが商品化している時代だ。受け手が出演して発信者となっている錯覚がある。それは言わば黄色いキャンバスに黄色い絵の具で描くようなものだが、視聴者が参加して自分のプライバシーを露呈して発信しているつもりになっている。事実は小説よりも奇なりというか、事実を重視することもあるが、報道側は事実のみでは駄目ではないか、制作者側は事実に対して報道する側の意味付けをすべきではないか、救い直して欲しい。』という表現をしていました。こういったことが特徴的でした。

 最後に桂委員長が挨拶されまして、『放送というものが見えにくくなっている。放送の首根っこを抑えられないように自戒していく必要があるのではないか。権力の、表現の自由への介入と戦うのが言論機関の役割であって、その点から放送の在り方を考えるのが重要ではないかと思った。番組審議会の役割もそこにあるのではないか。』と述べられていました。以上でございます。

照井 副委員長

 ありがとうございました。せっかくの機会でございますから何かご質問等ございますか。

 無いようですので、次の番組合評「わらいのじかん」についてお話しを頂きたいと思います。では松本委員からお願いします。

松本 委員

 モニター報告書を、殆どの人が同じ事を考えたんだなと思いながら読みました。第一印象は、他にも同じような番組をどこかで見たことがある、他局で既にやっているなと思いながら見ました。今なぜ、また同じような内容の番組を新たに作るのかと素朴に思いました。最近のお笑い番組、お笑いタレントさん達というのは、ともすれば人を傷つけて笑いをとることが随所に見られる、特に多いような気がします。やはり不愉快に思ったり、見ていて疲れてきます。笑いの質も追及して欲しいものだと思いながら見ました。

 私には小学校低学年の子どもがおりますが、子どもが反応をしたのは、山崎邦生さんの出た回、山崎邦生さんはNHKの夕方からの子供番組をここしばらく出演していまして、『山崎邦生がみたいから見るんだ』と言って見ていました。私が小学生の時はそんな感覚でテレビを見なかったので、少し驚きました。

 モニターの意見にもありましたが、ごく普通のコント番組、質の良いというと語弊がありますが、もっと単純でいいですからコントを売り物にする番組が、むしろ今となっては新鮮に感じて、親子・家族で安心して見られると思いましたし(わらいのじかんが)そうなっていく可能性はないのでしょうかと思いながら見ました。以上です。

照井 副委員長

 ありがとうございました。では宮野委員お願いします。

宮野 委員

 「わらいのじかん」という番組の割には笑いが伝わってこないというのが、一番の感想です。出演者は笑っているけれど、視聴者側は面白くない、笑いが伝わらないのは悲しいことだと思いました。

 批判的なことを言うとキリがないのですが、見ていてハッと思ったのは、本も今は目で見せるものが多くなってきたように、画面を絵として使っている、目で見せていることです。例えば、ネクストダンサーだとかいう文字を浮き上がらせて画面を走らせたり。この番組に限ったことではありませんが、目に訴える手法がこの頃多くなってきましたね。画面を絵として使うことは、視聴者からすると新鮮なのかなと思いましが、(わらいのじかんは)吉本興業の内部でやっているという印象が強かったです。感じた点はその2点です。

照井 副委員長

 ありがとうございました。では斎藤委員お願いします。

斉藤 委員

 今回は「盛岡文士劇」の関係で殆どテレビを見ておりませんで、義務を果たせませんでした。お詫びいたします。

照井 副委員長

 では及川委員お願いします。

及川 委員

 私は11月13日の分を見ました。最初の歌の文句の中に「何故F1層にうけないの」という歌詞もあって、その辺りが狙いなのかと思いました。汚い画面で、見通すのが本当に苦しかったです。「わらいのじかん」と題しながら、1回も笑うことが出来ませんでした。松本人志が笑顔を作っているのですが、引き攣ったような苦痛を隠したような笑顔で、彼も本当に笑っているのかどうか。本当に酷い番組だと私は思いました。

 最初の「寝起きハイテンショングランプリ」なんかは、演技のようでいて、一種のヤラセだと思いました。本当に自分で録画しているのかも疑問です。撮られていることを知っている訳です。起きる前に起床時間を知っている節があって、あの程度のアラームで疲れ切っているタレントが簡単に起きるわけがないんです。「忘れていた!」つまり撮られていることを忘れていたと言ったタレントもいました。これも何か嘘っぽい、誰も信用できない。どこに笑いを誘う仕掛けがあるのでしょうか。出演者も笑いの強制のもとに笑い声を立てているだけで、実にくだらない番組だと思います。

 「ワールドサファリバスツアー」のコーナーでは、4~6歳位の幼児まで動員して、バスで都心の公共空間を騒がせてのパフォーマンスを見せている。私はこういう番組の作り方も支持できません。ぬいぐるみの動物もいろいろ出てきますが、実に汚らしい偽動物でした。その後の「徹底討論」なるものも意味がわかりません。「娯楽」というものをこれほど侮辱していいのかと思いました。

 11月27日も同様です。「寝起きハイテンショングランプリ」も「創作ダンスコンテスト」も同じ印象です。ただ、サウナの室内のデーモン小暮閣下のベッタリした白粉が時間が経つにつれて落ちるか落ちないか、触ってみたいが触れないというのは下衆なおかしみが篭っていたと思います。このおかしみは、デーモン小暮の知らん振りをした自信というか無自覚によって引き出されたものでしたが、最後の結末は分からない。私はこの番組は一体どんな意図で、しかも土曜の夕刻に出しているのか、制作者側に問いたいと思います。空しい思いのみが残りました。こういう番組は1日も早く無くなって欲しい、こういう質の低いものを出すからテレビ離れもおきるし、1億総白痴化などという批判も出るわけです。過激な意見かも知れませんが、是非、お伝え頂きたいと思います。

照井 副委員長

 ありがとうございました。では植本委員お願いします。

植本 委員

 私は11月27日の回を拝見しました。及川先生もおっしゃっていたように、「何故F1層に弱いの」と自分達で言っていたので、結構面白そうだと思って見たのですが、吉本興業の芸人さん達が出ている割には、「寝起きハイテンショングランプリ」や「サウナでトーク」など企画自体は今までの他のお笑いの番組でもあったし、面白いものでは無いという印象でした。ただ見てますと、吉本の芸人さんの素顔ですとか別な部分が見えてくるので、それでフッと笑ったりする部分はありましたが、内輪うけを狙っている部分が多くて、芸人さんをよく知らないと面白く無いのではと思いました。逆に、なんば花月でやっている吉本新喜劇のコントのようなものをやったほうが面白いのになと思いました。芸人さんがプロとしての芸をやらないでただ体を張っているだけで、ちょっと残念でした。

照井 副委員長

 ありがとうございました。

 伺った限りでは、この番組に共通の認識があるようですね。私も2回見ましたが、とても時間がもったいなくてビデオでしたので早送りしながら見ました。視聴率は何%位ですか。

河邊 業務局長

 一桁です……。

照井 副委員長

 年代によっても感じ方は違うとは思いますが、特に私達の年代は何でこんなものが……という感じですね。

升谷 事務局長

 吉本興業自体の使い方みたいなものですね。確かに元気のあるところは元気がありますが、中身の良し悪しはまた違いますね。その辺の使い勝手をもう少し上手にすれば前途はあるかも知れませんが。吉本興業自体の強さみたいなものが逆にそれを消しているかなという懸念もありますね。

及川 委員

 吉本興業は大阪が本拠でしたが、東京にも出てきてますね。

 今度は島田紳助でニュース番組を作るらしいですね。

升谷 事務局長

 かなりそういう意味でも積極的ですね。停滞している景気の中で元気があるのは大阪の吉本興業だけだという話もあったんです。それでキャンペーンを張っていまして、『アホ遷したろか』というキャンペーンです。要するに、吉本興業のあのアホさ加減、元気ぶりを全国に蔓延させてやろうということです。勢いはいいのですが、それを受けて処理する側の努力が必要ではないかと私自身は思います。

照井 副委員長

 モニター報告書を読むとだいたいそういうふうな、今話を聞いたような感じですね。

及川 委員

 上方のお笑いにはある種アクの強さがあったわけですが、最近の吉本興業は変わってしまったというか……。横山ノックさんを知事にさせるように、政治でも変わってきていますから。

照井 副委員長

 それでは、次回の開催のついてお願い致します。

升谷 事務局長

 1月の委員会の日時・合評番組は調整しまして追ってご連絡したいと思います。

照井 副委員長

 最後にその他ございますか。

升谷 事務局長

 11月度の視聴者対応の報告をさせて頂きます。今月の視聴者からの問い合わせは84件ありました。うち約8割の67件は質問でした。質問の中で多くを占めていたのは、番組の放送時間、番組内容に関するものでした。例えば、11月5日の「IATスーパーJチャンネル」ネットニュース内で紹介した「BOCS(ブックス)ダイエット」の本の問合せが3件、また11月25日にローカルニュースで紹介した青森県天間林村農協で行っている「アピオス」という野菜の宅配サービスについての問合せが5件あった他、11月8日にローカルニュースで取り上げた「アニマルセラピー」についての問合せも1件ありました。事業イベントに対しては、「椎名誠の銀河ライブ」、12月16日に行われる「レニングラード国立バレエ」についての問合せが7件あった他、「宮尾すすむの出前カラオケ」の応募方法、「八幡平リゾートスノーボード大会」の応募方法についての問合せがありました。

 苦情は7件ありました。11月26日放送の「朝まで生テレビ」の出演者の態度についての苦情が1件、29日放送の「たけしのTVタックル」のゲストの発言に対する苦情が1件ありました。他には、テレビの画像が乱れたという苦情が寄せられました。

 要望は9件ありました。見逃した番組の再放送希望と、ダビング要望が一番多く寄せられました。要望する理由は様々ですが、全て著作権上禁じられている旨を説明してお断りしました。他には、「ニュースステーション」の久米宏キャスターの再登板を望む声が寄せられました。以上です。

照井 副委員長

 委員の皆さんから何かございますか。

斉藤 委員

 年末年始のIAT制作の番組は例年このくらいの量でしたか。

横舘 報道制作局長

 本来もう1本、1月1日の生放送で5~6時間の番組で、各ネットからの生中継をやるのですが、今年は24時間テレビをやりますので、無くなってしまいました。

及川 委員

 先日の委員代表者会議で、プログレス賞の表彰がありましたが、残念ながら岩手朝日テレビは不参加なんです。結局、最優秀賞は朝日放送の『朱雀門復元』、優秀賞は琉球朝日の『今蘇る海に沈んだ文明』、それから山形と長野が奨励賞でした。この前のこの委員会でもゴールデンタイムに岩手朝日テレビを強く押し出すような番組を是非という話が出ていましたね。今度、12月23日に『馬たちの詩―遠野馬の里―』の30分特番をやりますね。(プログレス賞に)参加できるように是非頑張って欲しいです。要望します。

升谷 事務局長

 及川先生には、大変肩身の狭い思いをさせてしまったと思います。

 今、IATでもテレメンタリーというローカル局制作のドキュメント番組枠もありますので、そういうものも含めまして、いつまでも3年目、4年目の局だとも言っておれませんので、これから報道制作、或いは編成でもそういう方向に向けて一層の努力をしていくということに、社内的にはなっております。近々いいものが出せるようにしたいと思います。

斉藤 委員

 私もその関連で発言したんですが。今はそうではないのですか。年末年始は撮り貯めの為に大変忙しい思いをしていますよね。こちらは今年に限ってそうなのかとか、コンクール作品を意識的に制作するためのスタッフとか、そういうことを含めてお伺いしたのですが。

升谷 事務局長

 一方ではローカルの場合には制作費等々、その回収等の問題がありまして、その辺での苦労が多いということは前回もお話ししましたが、そういう中で『金は出なくとも知恵を出せ』とよく言われるのですが、努力しての話だと思いますので。確かに昔、賞獲りといって特に先発局さんなんかは長期的スパンでかまえて、ドキュメントの場合、記録的に抑えていくというやり方をしましたが、TBS系列はよくやっていましたが、元気がいいところでは日テレ系列が今やっていますね。(テレビ朝日系列では)KHBで『杜の都恋物語』を制作していますが、宮城テレビも30周年で同じくドラマを制作して全国ネットしています。でもそれにはやはり営業力その他が伴っての話ですので、特に全国ネットを張るとすれば、大変な営業活動が必要になりますので、その辺の力もバランス良く仕上がって来ればいいのですが、いずれにしても頑張ります。

松本 委員

 去年、今年と続き、子どもが通っている小学校で「30人31脚」に参加しましたが、2年続けて制作現場を見て感じたことをお話ししたいと思います。去年は大変準備不足が目立って、親の間から『テレビ朝日って何?』というブーイングも出ていました。

 子ども達にも可哀想な思いをさせたシーンがあって、途中で日没打ち切りになったり、去年は結局2回のところ1回しか走れないで終わってしまいました。今年は随分段取りが良くて、スムーズに進んで良かったのですが、当日のグランドスタッフの皆さんは、殆どの方がアルバイトの方なんでしょうか。というのは、ゴール地点に怪我防止のウレタンマットが敷いてはあるのですが、どう見ても足りなくて。ゴールの時に勢い余ってマットから飛び出る子どももいて、眉間を擦り剥きそうになっていました。急遽、ビニールシートを敷いたのですが、摩擦するとひどいことは素人目にも分かりました。どんな状況が想定されるか事前にもう少し考えて整えて頂けると、なお一層いいと思います。子どもたちは楽しんでいましたし、番組もワイワイ言いながら見ました。勝敗もありますが、とてもいい経験をした、来年も参加したいという声も聞こえてきました。宜しくお願いしたいと思います。

横舘 報道制作局長

 (現場には)当然社員も行っておりますが、安全性に関しては年をを追ってきっちりとすべきと思っておりますので、予算面もありますが来年はもっと、安全に配慮をして行いたいと思います。

照井 副委員長

 そろそろ閉じてよろしいでしょうか。それでは委員会を終わります。ありがとうございました。

7.審議機関の答申または改善意見に対してとった措置

    特になし

8.審議機関の答申または意見の概要の公表

12/3付 朝日新聞岩手県版に審議概要を掲載。

系列各局に議事録を送付。

本社受付に議事録を常備、閲覧に供す。

インターネットホームページに掲載。

9.その他の参考事項

特になし

10.配布資料

◎12月度単発番組編成予定表

◎1月度単発番組編成予定表

◎1月度新番組編成予定表

◎モニター報告書

速報

 岩手朝日テレビの第33回放送番組審議会が12月2日盛岡市の同本社で開催された。

 12月、1月の番組編成について、年末年始番組、1月のミドル改編について説明があり、委員会に承認された。続いて、11月25日、長野市で開かれた系列番組審議会委員代表者会議に出席した及川委員から、ニュースステーションの久米宏キャスターの復帰について、放送と青少年問題について、メディアに対する規制・圧力の問題について、そして昨今の視聴者参加番組の在り方の問題について審議された旨報告された。

 講評番組「わらいのじかん」(毎週土曜日18:58~20:00)に出席各委員から、「番組タイトルと反対に視る側に笑いが伝わって来ない、一度も笑えなかった」「昔のコント番組のようなものが姿を消していて、笑いの取り方が汚い」「“娯楽”を侮辱されて良いのか」など手厳しい意見が述べられた。